大和ハウス プレミストドームは、北海道札幌市豊平区羊ケ丘に位置する全天候型ドーム施設で、2024年8月1日より正式名称として使用されています。もともとは「札幌ドーム」として2001年に開業し、サッカーやプロ野球、ラグビーなどスポーツ大会やコンサート、展示会など、多彩なイベントに対応してきました 。
最大の特徴として、世界で初めて導入された「ホヴァリングサッカーステージ」を採用し、屋外で育てられた天然芝を空気圧でドーム内に移動させ、サッカーモードと野球モード(人工芝)、さらにはイベント用フロアとして自由に切り替えが可能です。その柔軟な設計により、スポーツとエンターテインメントの両立を実現しました。
さらに、ドーム内には高さ約53 mの展望台を備えており、天候に左右されず札幌の街並や周辺の眺望を楽しむことができます 。こうした高機能と立地の良さから、地域の文化・交流・観光の発信拠点としても重要な役割を担っています。